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GPSの使い方〜道に迷わないために

ブルベネタを引っ張ってしまっています。自転車に興味のない方すみません。一応今回はこれで終わりです。

私はブルベにGPSを持って行っています。これは、去年初めて出た名古屋の200kmで豪快に道を間違えてしまって苦労したので、アメリカ出張にいっていた上司にmailで頼んで買ってきてもらいました。(日本で買えば当時7万円していたのが、300ドルほどだったので、、、)

GARMINのetrex Legend VISTA HCxです。

いろんな機能が付いていますが、私の使い方は至ってシンプルです。

1:自分でキューシートを見ながらALPSLABでコースを入力

ここが一番の肝でしょう。AudaxKinkiなんかだと、すごく正確なデータがすでに登録されているのですが、あえて自分で入力したりしています。この段階でルートを大まかに把握できているのだと思います。

2:入力したデータをダウンロード(GPXファイル)
3:ダウンロードしたデータを約50km毎に分割
これはテキストエディタを使って実施しています。分割しておかないと、etrex転送時に途中までしか転送されなくなっちゃいます
4:分割したGPXファイルをカシミールで読み込み。

ファイル-->>開く-->>GPSファイルとして、ファイルの種類で”すべてのファイル”を選択します。これでGPXファイル(ALPSLABからダウンロード)を開くことができます。

5:カシミール経由でetrexにトラックデータとして転送

これでetrexに転送したトラックデータを表示させておくだけです。
ナビとしては使わずに地図として表示させているだけなんです。

#昔、カーナビの開発を生業にしていたころの経験から、ナビは勝手にルート計算させるととんでもない道を案内してくれる、、という意識が強いので、、
#あと、ルート計算や案内させる方法がわからん、、というのも(笑)

これだけであれば最近の携帯電話のGPS機能で十分ですが、防水性、電池もつ時間を考えるとやっぱり専用機がいいですね。400kmの時は20時間電池持ちましたし、名古屋300kmはほとんど雨でも問題無く動きました。

GPSの準備はこれだけ。あれ??って思ったらetrexを見れば良いんです。現在地を示す三角がトラックデータの上にあれば正解。トラックデータから離れていくようであれば道を間違っている。これだけです。

P1000001

このうす紫色がトラックデータです。この薄紫をたどっていけばゴールです。etrexはなんの案内もしてくれませんが、決められたルートを進むにはこの方法が一番いいと思います。普段は”地図は北が上!”派なんですが、自転車で走るときは別。よけな事を考えないですむように、TrackUpモード(進行方向が上)にして使っています。

GPSがあってもなくても道に迷わない方法はやっぱり走るコースの地図を覚える、、という事でしょうかね。

コマ図をすべて覚えるのは困難です。さらに、コマ図は進行方向が上になっているのですが、基本は北が上の地図で自分はどっちに走るべきか、、というのを概略でも良いから覚えておくことだと思います。それといま自分がどっちを向いて走っているのか、、これも常に意識しておくことが大事だと思います。

それと、機械は必ず壊れます。壊れたときにどうするかも考えておいた方がいいですね。私のバックアップは、
・一度走ったコースであれば、携帯のGPS機能と自分の記憶(とキューシート)
・初めて走るコースならば、コマ図を作っていってきます。

コマ図をどうするか? についてもまだまだ検討の余地がありますね。去年の近畿の大雪ブルベの時はAudax近畿の北浦さん作成のコマ図をそのままのサイズで印刷したものを持って行きましたが、STIの間に取り付けると小さくて見えませんでした。名古屋200kmの時は、コマ図をGoogleMapから切り出して作成。自分で矢印を追加して、iPodのフォトアルバムとして持って行きました。スライドショーで1コマづつ進める、という感じです。

Screenshot_01

こういうのを曲がり角毎に作っておいて、ポイントを通過する毎にiPodの曲すすめボタンを1回押す。そうすると次のコマ図が表示される、、というからくりです。

天気が良かったこともあってこれは非常に良かったです。但し、一度道に迷うと現在位置がわからずに途方にくれました(笑)。あと、雨では使えない(完全防水のiPodケースはありますが、、)のが難点です。電池は、第五世代iPodでバックライトは参照時に点灯(常時点灯じゃ無い)で、11時間走っても75%程度残っていました。

あとは、これは名古屋でLostしたときに思ったのですが、全くなにも知らない道で、

「どうにかなるだろう」は「どうにもならない」という事と等しいと思います。

人間、どうにかなるが通用するのは、ある程度土地勘がある場合のみなんだということを痛感しました。どうにかなるだろう、と思って坂道を下っていってどうにもならなくてLostした場所まで上がってくるのは本当につらかったです。

おかしいな??と思ったらまずは確実な場所まで戻ることだと思います。

GPSを使っていると、正しい道と自分との位置関係が一目でわかるので、本当に便利だと思います。

また、にしやすがカーナビ開発を行っていた頃と違って、技術の進化か、最近のGPSは非常に精度が良いです。ま、当時はDoD(アメリカ国防総省)がわざと精度を下げていたというのもあるのですが。

Screenshot_02

”往路に調子扱いて走っていて龍門橋の南を左折すべきところ行き過ぎた”の図

Screenshot_03

”復路に奉膳の交差点の車道を進み道を間違えて引き返す”の図

ここまで精度良くTrackingされると、後から見返していてもとても楽しいですね!

おまけ:GPXファイルの分割の仕方

--------------------------------------------

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<gpx version="1.1" xmlns="http://www.topografix.com/GPX/1/1">
<trk>
<trkseg>

<trkpt lat="34.7075122222222" lon="135.26552">
<ele>1.0</ele>
</trkpt>

<trkpt lat="34.7076805555556" lon="135.264543888889">
<ele>1.0</ele>
</trkpt>

<trkpt lat="34.7077811111111" lon="135.263964722222">
<ele>1.0</ele>
</trkpt>

中略

</trkseg>
</trk>
</gpx>

---------------------------

先頭と最後の赤文字の部分に挟まれて、その間に各ポイントのデータがずらずらと記載されています。最初のポイント(青)、次のポイント(緑)、その次のポイント(紫)、、、、、、、という感じで。

200kmのデータだと1600ポイント程度のデータがダウンロードされます。

ですので、50km毎に分けようとすると、

1〜400、401〜800、801〜1200、1201〜1600の4つのファイルに分割します。このとき注意しないと行けないのは、すべてのファイルの先頭と最後に、上記赤色で記述した4行+3行の7行を必ず残しておかないと行けない、という事です。つまり、赤色の7行はそのままに、その中の各ポイントデータのみをいじるというイメージです。

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コメント

GPS信じすぎると焦らされる原因になりますよね。
わたしも?????
となったことあります。

当たり前なんでしょうが、無事完走お疲れさまでした。 にしやすさんとは、何回か遭遇しましたが、話す時間が少なくて、残念でした。 今回は、しのさんの牽きで、コースミスもせずに、走れましが、次を考えると、甘えてばかりでは~ GPS思い切れないので、取りあえずは、コマ図と、小判鮫で頑張ってみますので、後ろに張り付いても、温かな気持ちで、見逃してください、宜しくお願いします。

やっぱりトラックデータをなぞって走るが
一番ですね。私も英語版、ほぼ同じ使い方です。

コマ図、北海道の場合は殆どいらないんですよ。
Qシートと現地の青看板で大体、用が足りてしまう
ので。

本州の場合はコマ図を把握していないとGPS
だけでは難しいなという感じがしました。

キャノさん

所詮機械は馬鹿なんですよね。機械を作ってるのは人間ですから、、、(笑)。
うまくつきあっていけるとこれほど心強いものはないのでしょうが、、、、

クロさん

そうですね、、何度かお会い出来たのですがお話できませんでしたね。また次、どっかでご一緒できますよね、、
といっても、私は遅いのでスタート地点でのご挨拶になっちゃうと思います。。。

万が一私が前を走るような事があったら、遠慮無く後ろについてください。私は後ろについてもらった方が良いんです。一人だとさぼる、誰かの後ろだとついて行けない、ので。
後ろから追いかけられていると思うとちょっと速くなるらしいです(笑)。ええ風よけにもなれると思います。

私もGPSはつけているものの、出来るだけ見ないで、頼らないで、、という意識をもとうと思っています。

よしださん

北海道600kmのキューシートは確か近畿200kmのキューシートよりも短かった記憶が、、、、(笑)

しかし、直進70kmで次のキューシート、、というのもちょっとめげますね(>_<)。。

良い季節に(6月か9月だなぁ、、)北海道を自転車で思い切り走ってみたいです!!

力作、ありがとうございます。私はトラックデータを表示しながらナビさせました。1箇所オチャメな指示を出して頂きましたがスルーさせていただきました。事前の検証でトラックデータとナビルートが重なるまで追い込んだのですが。余裕があれば指示に従ってみたかったです。一番これを読んで頂きたい方からコメント付くといいですね。

せっかくのいい記事なので、その他のことで。
ガーミン、日本の電池サイズと微妙に違うのか、
振動が激しいと接触不良で電源落ちする場合が
出てきます。

中フタ裏に、よく窓などに使う隙間テープを貼って
電池をきっちり押さえつけるようにすると、この
現象はなくなりますので、お薦めです。

やっぱりipodのコマ図はかっこいいですよねぇ~!!
Audax近畿のコマ図だから一層かっこいいんでしょうね!
音楽聞かないんですけど、コレ見るとipod買おうかなぁ~と誘惑されます。
今日は名古屋の単語帳作ります(*_*)紙です(*_*)

今度、陸自仕込みの前方交会法と後方交会法講座でもやりましょうか?

そのエリアの地図さえあれば、わけのわからないところへいきなり捨てていかれても帰ってこれるようになります。。。
#何人かは遭難しかかったようですが。。

道路上のみということであれば、より現在地を割り出せる確率は高いでしょうし(^^;)

わたしゃGPSなんてブルジョアなものは買えないので(^^;
アナログに対応しています。

事前にQシートやコマ図と、実際の地図(GoogleMAPでも良いですが)を照らし合わしながらルートを辿ってみます。判りにくい個所があれば自分で、周りの目印やら何やらを書き込み。
あとはもしもの時の為に、走る地域の周辺地図を1~3枚用意。

それで、あとはコマ図を見ながら大体走れますね……迷ったら携帯のGPSで現在位置を確認して、あとは地図を見て復帰です。

体調が悪くてキーボードに向かえませんでした(会社でさんざん、、なので)
コメント返しが遅くなってすみません。

NOJIさん

>1箇所オチャメな指示を

私も一度試してみようかなぁ、、、
昔、カーナビの開発を生業としていたときに、人間がどれだけ優秀なルート計算能力を有するかにいつも関心させられていました。(裏を返せば、機械はバカ、、、、(笑))
なのでカーナビにもほとんど案内はさせません。時間はあって面倒なときだけバカルートに従ってあげますが、、
もっとも、10年も前の話なので最近ではカーナビも賢くなってるんでしょうね。

よしださん

そうそう、電池蓋裏にスポンジの隙間テープですよね。その話は良く聞きますが、幸いにも私は今まで一度もGPSの電源が落ちたことがありません。

あ、そういえば、、名古屋300kmの治部坂手前のトンネルで急に消えたことがあったっけ。
でも、あの時は登りで押していたのでそんな振動が伝わっていないはず。たぶん別の力で電源がおちちゃったんだろうなぁ、、、(^_^;)

都古さん

iPodに入力したコマ図は自作ですよ〜。。名古屋のコースだったのでキューシートのみの提供なので自分でGooGleMapから画像データを切り取ってきて、地点距離、矢印、前後の距離をパワーポイントで追記したものです。
iPod、、雨さえ降らなきゃ良いコマ図になりますよ。最近のnanoを買えば単語帳代わりに十分なり得ます。


かとーさん

>今度、陸自仕込みの前方交会法と後方交会法講座でもやりましょうか?

ワインを飲みながらで結構ですので(贅沢なやつ(笑))是非ともやってやって!!
でも、詳細な紙地図が居るのでは??それをいかにして持ち運ぶかがポイントかなぁ、、

たぬきさん

>事前にQシートやコマ図と、実際の地図(GoogleMAPでも良いですが)を照らし合わしながらルートを辿ってみます。

これ、大事ですよね。私もやっています。ここはどんな風景だろう、、とか、このコンビニはPCじゃないけど、休憩しよっかなぁ、、とか。

>あとはもしもの時の為に、走る地域の周辺地図を1~3枚用意。

ですね、、これを持って行ってなかったから名古屋200で道に迷ったときに現在位置は携帯でわかるのにルートになかなか復帰出来ない、という事に陥っちゃいました。

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